続うちわがつくる風
前回うちわがつくる風について書きましたが、私がうちわの風が人の気持ちを運ぶと気づいた出来事について記しておこうと思います。
この時期が来ると、毎年思い出す事があります。
それは、私が確か小学校2年生の夏休みだったと思います。突然の出来事でした。母方の祖母が交通事故によりなくなったのです。身近な人の死というものに初めて直面し、悲しくて泣いたことは何となく覚えていますが、よく理解はできていなかったと思います。その日の夜は母親の実家に泊まりました。夏の暑い夜、蚊帳の中で横になり、なかなか寝付けない私に、親戚のおばさんが心を落ち着かせ、安心させようとうちわでゆっくり穏やかに扇いでくれる中、眠りについたのだと思います。やさしい風に包まれ、風になったようにふわふわした身体の感覚を記憶しています。今思えば、親戚のおばさんも心を落ち着かせようとしていたのかもしれません。暑い夏の夜にうちわの風とともに悲しくもやさしい記憶がよみがえってきます。
この時期が来ると、毎年思い出す事があります。
それは、私が確か小学校2年生の夏休みだったと思います。突然の出来事でした。母方の祖母が交通事故によりなくなったのです。身近な人の死というものに初めて直面し、悲しくて泣いたことは何となく覚えていますが、よく理解はできていなかったと思います。その日の夜は母親の実家に泊まりました。夏の暑い夜、蚊帳の中で横になり、なかなか寝付けない私に、親戚のおばさんが心を落ち着かせ、安心させようとうちわでゆっくり穏やかに扇いでくれる中、眠りについたのだと思います。やさしい風に包まれ、風になったようにふわふわした身体の感覚を記憶しています。今思えば、親戚のおばさんも心を落ち着かせようとしていたのかもしれません。暑い夏の夜にうちわの風とともに悲しくもやさしい記憶がよみがえってきます。

うちわがつくる風

ようやく梅雨も明け、夏がやってきましたね。
エアコンや扇風機など快適に夏を過ごすための道具が活躍する時期となり、とても汗かきな私もその恩恵を受けている一人です。ただ、わたしが一番心地よさを感じる風は実は扇風機でもなく、エアコンの風でもありません。
それはうちわによる風です。
温熱環境を制御することや自動で風を送り続けることでは、到底エアコンや扇風機にはかないませんが、「うちわ」は風と一緒に人の気持ちも伝える事ができる道具です。早く動かす、ゆっくり動かす、その動作には温熱環境という条件とは別に、人の心理状態も反映しているからです。分かりやすく言えば、やさしく扇ぐとか、気持ちを込めて扇ぐ事ができる道具であるということです。そんな気持ちを伝えることができるうちわの風が心地よさを運んでくれると思います。
もうすぐ夏です。かき氷です。

先週の土曜日になりますが、茶屋赤鰐にかき氷を食べに行ってきました。説明するまでもないでしょうが、かき氷で有名なお店で、当日もお店の外に長ーい行列ができてました。ですが、食べに行くのは実は初めてでした。妻の姉妹も岐阜に遊びに来ていたこともあり、大人4人子供3人で行ってきました。大勢いたのでみんな違うかき氷を頼んで食べ比べてみました。
写真上左から赤鰐(食べれません!!)、生桃、写真下左から果物ミルク、生レモンミルクです。(あと1つはマンゴーを頼みました。)
私は生レモンミルクを注文しました。はじめの一口目、氷のキメが細かくてスーッとなくなり、実にウマい。レモンのすっぱさ好きな私には、最初はミルクがちょっと甘すぎではないかとも思いましたが、食べ進めていくとちょうどよい甘すっぱさでした。生桃や果物ミルクも少し頂きましたが、やはり、生レモンミルクが一番でした。あつーい夏にまた食べたいです。
オープンハウスへ行ってきました。

先日、大学同期のArchitect6六鹿さんの『豊橋の家』オープンハウスにお邪魔してきました。
白といぶし銀、大小のキューブで構成されており、内部も同様のコントラストがあらわれて、キューブ空間がゆるやかに繋がっていく明快な形状でした。キューブの間には大小様々な中庭(これもまたキューブ外部空間)が配置されていて、外部とも繋がっていく構成で、1つのキューブに様々な抜けがあり、とても気持ちが良さそうな素敵な家でした。
天気があいにくの雨で、窓から青い空が望めなくて、ちょっと残念でしたが、植栽の緑が入るとまたグンと引締り、気持ちよい風が流れるんだろうなと創造が膨らみました。
やはり、いろんなモノや考え方に触れる事はとても刺激的で、また新たな創造意欲がかきたてられますね。ありがうございました。(写真がピンボケでした、ごめん。)