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木材利用ポイントの木材使用量

前回木材利用ポイントを利用するポイントを記事に書きましたが
実際利用するには、どれくらいの木材を使用すればよいのでしょうか?

まず(1)木造住宅を新築・増築する時について考えてみましょう。
ポイントを取得するために定められている木材使用量は
延べ床面積  対象地域材の使用量
80m2未満       → 4m3以上
80以上95m2未満   → 5m3以上
95以上110m2未満  → 6m3以上
110以上125m2未満 → 7m3以上
125m2以上      → 8m3以上

この数字を見ても全くピンとこないので、延床面積40坪(約132m2)の木造2階建て住宅を例に挙げてみます。
1戸に使用する木材の量は132m2×0.191m3→ 約25m3となります。
(参考資料:日本木材総合情報センター「木材需要動向分析調査」、全国木材組合連合会「木材Q&A」より、木造軸組工法住宅の床面積1㎡当たりの木材使用量は0.191m3)

ということで、全体約25m3使用するうちの8m3以上を使用すれば、30万ポイントを取得できることになります。いかがですか?クリアするのは難しい数字でないことが良くわかると思います。

次に(2)内外装材を木質化する場合はどうでしょうか
こちらは部位別、新築・リフォーム別で取得ポイントが分かれています。
[内装床]の定められている木材の使用量は
新築・増築9m2→21,000ポイント 以降3m2増えるごとに7,000ポイント加算
リフォーム9m2→30,000ポイント 以降3m2増えるごとに10,000ポイント加算

LDK18帖+10帖+6帖+6帖(40帖=約66m2)の床を木質化と仮定すると
新築・増築 66m2/3m2×7,000=154,000ポイント取得
リフォーム 66m2/3m2×10,000=220,000ポイント取得

[内壁]の定められている木材の使用量は
新築・増築9m2→15,000ポイント 以降3m2増えるごとに5,000ポイント加算
リフォーム9m2→21,000ポイント 以降3m2増えるごとに7,000ポイント加算

内装床木質化部分の腰壁1mを木質化すると仮定すると
腰壁の総延長は約52mなので内壁木質化は約52m2
新築・増築52m2/3m2≒17.3→17×5,000=85,000ポイント取得
リフォーム52m2/3m2≒17.3→17×7,000=119,000ポイント取得

【内装木質化の合計】
新築・増築 154000+85000=239,000ポイント取得
リフォーム 220000+119000=339,000 → 上限の30万ポイント取得

合計からリフォームでは上限30万ポイントを取得することはできそうです。
内装木質化はリフォーム向きのポイントであるといえます。

木材使用量の視点から木材利用ポイントを考えた結果
(1)木造住宅の新築・増築については30万ポイントの取得は特に問題なくクリアできそうです。(2)内外装の木質化については、リフォーム向きのポイントであること、使用する部位や面積、使用方法の工夫が必要そうな感じです。
この記事を読んで、木造の住宅を国産材で、地域材でつくりたいと思っている方は、この制度の利用もポイントのひとつですっ!!
今回もながーくなってしまいましたが、ありがとうございました。

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suke

岐阜を拠点に丁寧に素直に住宅の設計
家づくりをしています。
suke blogではスケナリダイシュウの
日々を徒然と書いてます。

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